保険診療の場合:
保険診療 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
腹部超音波検査 | 約500円 | 約1,500円 |
料金は概算です。
内視鏡内科 | 消化器内科 | 胃腸内科 | 肛門内科
Medical
腹部エコー検査は、エコー検査機器からでる反射波(エコー)を使って臓器や血液の流れなどの状態を確認することができる検査です。検査はお腹に直接プローブという装置を当てて画面上に臓器を映し出し検査をしていきます。腹部エコー検査では、主に肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓・腹部大動脈・前立腺・子宮・卵巣・消化管などに異常な所見が無いかどうかを観察します。エコー検査を行い消化器系で発見されるご病気としては、脂肪肝・肝硬変・肝癌・胆石・胆嚢癌・胆嚢ポリープ・胆嚢腺筋腫症・膵癌・膵嚢胞などがあります。腹部エコー検査で発見された所見によっては、精密検査が必要となることがあります。検診や人間ドックの腹部エコー検査で異常と指摘された方でお困りの際は、一度専門外来でご相談ください。
上記をはじめとした臓器を観察し、診断することができます。器質的な異常であれば、発見し原因を特定することが可能な検査です。
当院の腹部エコー検査は、熟練した超音波検査士によって検査が行われています。エコー検査でより精密な検査や治療が必要と診断された場合には当院の医師が検査・治療を行っている連携病院へご紹介することができます。
超音波検査士:片岡 大樹
Canon社製Aplio a/Verifiaを導入しています。Verifiaは超音波のノイズ低減とMulti-Harmonic Compoundingによってクリアな画像が得られます。健康診断などで肝機能が「異常所見」「要精密検査」「肝機能異常」などの診断をされた方で精密検査をご希望される方は、お気軽にご相談ください。
腹部エコー検査でより精密な検査が必要な場合には連携病院にて特殊内視鏡検査である超音波内視鏡検査をすることが可能です。超音波内視鏡検査は、膵臓・胆道といったCTやMRIでの評価も難しい臓器に対しても詳細な観察が可能です。疾患のより早期の拾い上げに寄与する検査です。
腹部エコー検査では、臓器ごとに下記疾患の診断に寄与します。
最も大きな違いとしては、「空気」に影響をされるかどうかです。腹部エコー検査は、前述したようにガスなどの空気が存在してしまっていると、超音波が届かず検査が正確にできなくなります。従って、胃や腸などの空気が存在してしまう臓器は、腹部エコー検査は適していないということになります。要するに、肝臓や腎臓といった内部に空気が存在していない臓器を専門としているのが腹部エコー検査です。
内視鏡検査はその逆で、空気が存在していても問題が無く、胃や腸を専門として直接観察をします。空気に邪魔されることなく医師の目で病変を見つけることができますので、確定診断を行うことが可能です。しかし、カメラを入れることが出来ない肝臓や腎臓などは適していません。つまり、二つの検査を実施して初めて腹部をしっかりと画像で検査したことになるのです。
このゼリーは腹部エコーが苦手としている、検査機器と皮膚の間の空気を無くすことが目的です。
保険診療 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
腹部超音波検査 | 約500円 | 約1,500円 |
料金は概算です。