下痢・軟便・水様便について解説します
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下痢・軟便・水様便について解説します
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下痢は、糞便の水分量が増加して軟便・泥状便・水様便となり排便回数が多くなる状態をいいます。下痢の原因としては様々なご病気がありますが、大きく急性の下痢症と慢性の下痢症に分けられます。急性下痢症は、細菌やウイルスの感染による感染性下痢症とアレルギーや中毒・薬剤性などが原因の非感染性下痢症に分けられます。慢性下痢症は、過敏性腸症候群、慢性膵炎、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患、寄生虫の感染など多彩なご病気があります。感染性の下痢症が疑われる場合は、感染の原因特定をしつつ脱水にならないように補液をし、場合によっては抗生物質などを使用します。非感染性下痢症が疑われる場合は、消化管の吸収障害を伴うアミロイドーシス・Crohn病・Blind-loop症候群などの特殊なご病気のことがあり胃・大腸内視鏡検査や小腸内視鏡検査・消化管造影検査などが必要となることがあります。慢性の下痢症でお困りの際は一度専門外来でご相談ください。